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豊頃町「ジュエリーアイス」十勝川左岸という選択


特徴

 

豊頃町の「ジュエリーアイス」ですが、どのような法則で出来上がりどのタイミングで大量に波打ち際に漂着するのか?

これが一番の悩みの種ですね。

ほとんどの方が自分の休日にあわせて撮影に行くので、割と博打感覚です。

現に2018年の1月13日は大津海岸には殆どジュエリーアイスが漂着していませんでした。

そこで、十勝川の対岸はどうなってるのかな? と思い好奇心に流されながらいつものようにロケハンしてきました。

現時点では対岸である左岸に大量にジュエリーアイスが流れ着いた形跡が残っていました。というより雪で埋まっていました。

もしかしたら「今年」は十勝川左岸が熱いのかもしれません。

 

 


アクセス

豊頃町は北海道ではここら辺。

「ジュエリーアイス」がみられる王道の大津海岸は

googlemapsでは「ジュエリーアイス」で検索しますよね。

 

今回ご紹介する十勝川河口の左岸「トイトッキ浜トーチカ」

で検索します。

 

なんとなんと!私の大好きなトーチカ跡がここにもあったんですよね。2017年は大樹町の旭浜トーチカ群がマイブームだったので感激です。

 


必要装備

・カメラ

・三脚

カメラ用防寒手袋

・防寒具※今回は冬のロケーションなので防寒具は必須です。防寒はアウターよりインナーを充実させるのがコツです。

インナーはダウン等で保温を心がけて、アウターは風や水を防ぐものが良いです。

耳・首・鼻は確実に隠したほうが良いです。冬の撮影ではカメラ装備より防寒の方が大切だと思います。

一応お勧めをご紹介しときます。

お勧めのインナー

お勧めのインナー(ヒートテック)

お勧めアウター

シューズ(-40℃対応)

 

※そうです、鵡川の時と同じですね。


プラスアルファ装備

13400mAh 大容量 モバイルバッテリー(USB2口タイプ)

USBレンズヒーター

USB電源ソケット

※モバイルバッテリー1台でレンズヒーターと電源ソケットの両方の電源をとります。

通常はレンズヒーターをレンズに巻きますが私はあえてモバイルバッテリーに巻いて使用しました。

結果:SONYα7Ⅱで約-20℃の状況下にてSS30秒・5時間撮りっぱなしでも余裕でした(私の方が先にダメになりました)

   多少かさばりますが、縦グリップよりぜんぜん長持ちです。

 

・ほうき

・スノーブラシ


ロケーション詳細

大津海岸からは河川敷より橋を渡って図のように進みます。

かなり大回りですが現在このルートでしかたどり着けません。

他の経路は車は通れません。

・トイトッキ浜に着いたら十勝川河口に向かって車を走らせます。

 

・途中ワカサギ釣りしてる方もいらっしゃいます。

 

※必ずGPSで自分の位置を確認しながら進んでください。

川の水は完全に凍っていて川との境目が判断しにくいです。

 

・雪は10センチほどしか積もっていません。砂も凍っているので道を選べば河口ギリギリまで車で入れます。

1200cc小型車(4WD)で余裕です。

 

・トイレはありません。大自然に委ねましょう。

 


考察

この記事を読んだ方は左岸にはたくさんのジュエリーアイスがあるだろうと考えますよね?

確かにたくさんありました。しかし撮るための環境は大津海岸の方が良く感じました。(好みにもよりますが)

ここではジュエリーアイスの別の側面が撮れる。そう思って下さい。

私が2018年の1月13日にここに来て思ったことは、「2017年の1月の状況に似ている」と思いました。

今後は「潮の流れ」「満ちひき」「外気温」「風速」で毎日状況が変わるはずです。

そんな中、「大津海岸」のほかにも「十勝川左岸」の選択肢があるだけで全然変わってきますよね?

年間のうちの数日間しか楽しめない「ジュエリーアイス」。

せっかく見に行くのであれば満喫しましょうよ。


参考作品と動画